ChatGPTでアンケート結果のテキストデータを作ってみた

今回は話題になっているChatGPTでアンケート結果のサンプルデータを作成してみたというテーマです。
目次
はじめに
今回は話題になっているChatGPTでアンケート結果のサンプルデータを作成してみたというテーマです。
こんなサンプルデータを使いたい、でもサンプルデータを公開データセットから探して取ってくる、もしくは手動で改良などは大変ですよね。
そこでChatGPTの力を借りて理想のサンプルデータを作れるか今回検証してみたいと思います。
ChatGPTは、OpenAIが開発した自然言語処理の大型の言語モデルです。
このモデルは、大量のテキストデータを学習し、人間のように自然な文章を生成することができるようになります。また、入力されたテキストの意味を理解し、適切な応答を生成することもできます。
ChatGPTは(←)こちらのリンクから登録して使用できます。
余談ですが、ChatGPTに「ChatGPTとは」と質問した結果が以下の画像です。

作成したいテキストデータ
理想は下のようなデータのサンプルを作成したいですね。
想定としては入社1か月後のアンケートとして考えています。カラムは、
日時
所属事業部
株式会社SiNCEに入社して良かったこと
の3つになります。

ChatGPTにアンケート結果を作成させる1_適当な日時データの作成
まずは日時を作りましょう。
以下のようにシンプルに命令してみました。
「適当な日時を100件用意してスプレッドシートにコピペできるようにお願いします」
こうして生成されたのが以下の画像です。
日時にランダム性はあまりないですが、サンプルデータとしてなので満足ですね。しかもコピーしやすくなっているのは助かりますね。

ChatGPTにアンケート結果を作成させる2_適当な所属事業部名の作成
次に所属事業部を作成しましょう。
「適当な所属事業部を100件用意してスプレッドシートにコピペできるようにお願いします」
これで生成された所属事業部の一覧が下記画像です。とても多様な所属事業部を挙げてくださっていますね。
ほかにもたくさんの事業部を作成してくれました。ただ所属事業部が一つもかぶっていないのが難点です。

ChatGPTにアンケート結果を作成させる3_100人の所属部署を6部の中からランダム選定
そこで事業部を6件に絞ってランダムに100件生成するようにChatGPTにお願いしてみました。
さきほどの生成結果の中から、
マーケティング部
コミュニケーション部
人事部
経理部
開発部
営業部
上記6部に絞り、社員100名が所属している部署をランダムで決めてもらったのが下記の画像になります。

ChatGPTにアンケート結果を作成させる4_100名分の「入社して良かったこと」文章を生成
最後に株式会社SiNCEに入社して良かったことについて文章を生成してもらいましょう。
以下のような命令をしてみました。
「株式会社SiNCEに入社して良かったことに関する文章を100件だけで大丈夫です」
とても良いことを書いてくださっていますね(下記画像を参照下さい)。特に日本語の間違いもなく良い精度で文章を生成してくれていることが分かります。

完成したアンケート結果のテキストデータ
このようにしてサンプルデータが完成しました(下記画像を参照)。
ChatGPTは凄いとしか言いようがありませんね、面倒だったサンプルデータ作成が少し命令しただけで完了してしまいました。
これからもChatGPTを使って無駄な作業を減らしていきたいですね。
是非サンプルデータを作成したいときに参考にしてください。
また、別記事でこのサンプルデータをPythonのnlplotというライブラリを用いて可視化した内容がまとめられています。
気になった方はぜひご覧になってください。
ChatGPTで作ったサンプルデータをPythonのnlplotライブラリを用いて可視化した記事↓
