【Looker Studio】折れ線グラフの点と点が線でつながらない問題を解決!

Looker Studioでグラフを作成している時、「折れ線グラフなのに点と点が線で結ばれない」ことや「棒グラフに空白のバーが出てくる」なんて問題はないでしょうか。この問題は、元データの中にnull値が含まれていることで起こります。本記事ではnull値を除外する方法を簡単に解説します!
問題のグラフと原因
修正したいグラフは以下の2つのようなグラフです。
1. 折れ線グラフなのに点と点が線で結ばれない
2. 棒グラフに空白のバーが出てくる
このようなグラフになってしまう原因の一つとして、
「null値をとる値が指標として設定されている」ことが挙げられます。
上記2つのグラフの元データは以下のように、ディメンションの29.28.26….に対して指標である標準偏差がnullをとっています。
このnull値を除外する方法をご紹介します。
NULL値を除外する方法
1. 作成したグラフをクリックし、プロパティからフィルタを追加
2. プロパティ下部のからフィルタを作成
3. NULL値を指標から除外するように選択し、保存する
4. 完成
その他の方法
ここまではNULL値を除外する方法をご紹介いたしましたが、状況に合わせて
「NULL値を他の数字に置換する」
方法も選択することが可能です。この場合、棒グラフでは空白バーができてしまうものの、折れ線グラフではnullを0として扱うことで点と点を線で結んでくれます。
どちらの方法にもメリット・デメリットがありますので、ご自身の用途に合った方法でグラフを作成してみてください!