BI
2025/02/04
山崎 心温

【Looker Studio】折れ線グラフの点と点が線でつながらない問題を解決!

Looker Studioでグラフを作成している時、「折れ線グラフなのに点と点が線で結ばれない」ことや「棒グラフに空白のバーが出てくる」なんて問題はないでしょうか。この問題は、元データの中にnull値が含まれていることで起こります。本記事ではnull値を除外する方法を簡単に解説します!

問題のグラフと原因

修正したいグラフは以下の2つのようなグラフです。


1. 折れ線グラフなのに点と点が線で結ばれない



2. 棒グラフに空白のバーが出てくる



このようなグラフになってしまう原因の一つとして、


「null値をとる値が指標として設定されている」ことが挙げられます。


上記2つのグラフの元データは以下のように、ディメンションの29.28.26….に対して指標である標準偏差がnullをとっています。



このnull値を除外する方法をご紹介します。


NULL値を除外する方法

1. 作成したグラフをクリックし、プロパティからフィルタを追加



2. プロパティ下部のからフィルタを作成



3. NULL値を指標から除外するように選択し、保存する



4. 完成



その他の方法

ここまではNULL値を除外する方法をご紹介いたしましたが、状況に合わせて


「NULL値を他の数字に置換する」


方法も選択することが可能です。この場合、棒グラフでは空白バーができてしまうものの、折れ線グラフではnullを0として扱うことで点と点を線で結んでくれます。


どちらの方法にもメリット・デメリットがありますので、ご自身の用途に合った方法でグラフを作成してみてください!

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