【Lookerの使い方ガイド】折れ線グラフによる可視化
本ブログでは、Lookerを使って折れ線グラフを作成し、データの可視化する方法を解説します。年度別の中古マンションの売上の推移を例に、データセットの選択からテーブルの作成までの手順を説明します。Lookerを活用して効果的なデータ表現を実現しましょう。
折れ線グラフの作り方
まず、ビジュアリゼーションの作成画面を開きます。下記図の「追加」のボタンを押すとメニューが開くのでその中の「ビジュアリゼーション」を選択してください。
「ビジュアリゼーション」を開き、使用するデータセットを選択すると下記のような表示になります。そして、左部の①から可視化したいデータを選択します。今回は各年度毎の売上の推移を可視化したいので、「Sale Year」と「Price」を選択します。この際、「Price」はカスタムフィールドで合計値になるように設定してください。次に、右部のメニューの「ビジュアリゼーション」を選択しメニューの中から「線」を選択し、右上の「実行」を押します。
すると、下記図のように横軸が販売年、縦軸が売上の折れ線グラフが出力できます。
しかし、下記のグラフは横軸の順番が年度順になっておらず、時系列の推移を確認することができません。そのため、横軸の順番を年度順に設定します。下記図の③をクリックすると、該当のデータ列をソートすることができます。今回は年度が段々新しくなって欲しいので、昇順ソートを選択します。
すると下記図のように、横軸を年度順にすることができます。しかし、横軸と縦軸のラベル名がデータセットの名前になっており、パッと見ただけでは何のデータなのかわかりません。そのため、ラベル名をカスタムしていきます。下記図の④の「編集」をクリックします。
すると、下記図のようなメニューが出てきます。⑤を選択すると横軸に関する設定をカスタムすることができます。今回は横軸の名前を「販売年」に設定したいので、⑥の「カスタム軸名」に入力します。そうすると、横軸の名前が「販売年」に変更されました。
次に縦軸もカスタムしていきます。⑦を選択すると縦軸に関する設定をカスタムすることができます。今回は縦軸の名前を「売上(円)」に設定したいので、⑧の「カスタム軸名」に入力します。
そうすると、縦軸の名前が「売上(円)」に変更されました。正しく表示されていることを確認したら、右上の「保存」を押してください。
すると、下記図のように、先ほどのダッシュボードに年度別の中古マンションの売上推移が折れ線グラフ形式で表示されます。
まとめ
今回はLookerを使用して、データを折れ線グラフで可視化する方法を解説しました。皆様もぜひ使ってみてください。