BI
2023/07/13
飯沼 佑太

【Lookerの使い方ガイド】積み上げ式の棒グラフを用いた可視化

Looker

本ブログでは、Lookerを使って積み上げ式の棒グラフを作成し、データの可視化する方法を解説します。年度別の中古マンションの売上の推移を例に、データセットの選択からテーブルの作成までの手順を説明します。Lookerを活用して効果的なデータ表現を実現しましょう。

積み上げ式グラフの作り方

まず、ビジュアリゼーションの作成画面を開きます。下記図の「追加」のボタンを押すとメニューが開くのでその中の「ビジュアリゼーション」を選択してください。



「ビジュアリゼーション」を開き、使用するデータセットを選択すると下記のような表示になります。そして、右部のメニューの「ビジュアリゼーション」を選択しメニューの中から「列」を選択します。次に、左部の①から可視化したいデータを選択します。今回は各年度毎の各都道府県の売上を積み立て式の推移を可視化したいので、②のメニューから「Sale Year(販売年)」「Price(売上)」「Prefecture(都道府県)」を選択します。この際、「Prefecture(都道府県)」はピボットされるように設定してください。データの設定が終了したら、右上の「実行」を押します。



すると、下記図のように横軸が販売年、縦軸が売上の棒グラフが出力できます。しかしこれでは、各都道府県の売上実績が横並びになっており、視認性が悪いので積み立て式に変更していきます。



下記図の④をクリックし、図の編集メニューを開きます。そして⑤の「シリーズの配置」から「積み上げ」を選択するとグラフの仕様が変更されます。



そうすると下記図のように、各都道府県の売上構成がわかる積み上げ式の棒グラフの描画ができます。

まとめ

今回はLookerを使用して、データを積み上げ式の棒グラフで可視化する方法を解説しました。皆様もぜひ使ってみてください。

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