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[Duet AIシリーズ]Duet AIをGoogleドキュメントで試してみた

はじめに

今回はDuet AIをGoogleドキュメントで試してみました。Duet AIを利用することで、文章のたたき台などをAIに作成してもらうことが可能になり、文章を書く時間を短縮すうることができます。ぜひこの記事でどんなことができるかを確認して見てください。

また本サイトではDuet AIに関して、他にも様々な記事があります。「面白そう!」と思われた方は是非読んでみてください!

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それでは本編に入りましょう。

Duet AI for Google Workspaceとは

Duet AI for Google Workspace は、Google 社が提供する生成AIの追加機能です。 本機能を追加すると、Google Workspace のGmail、ドキュメント、スライド、スプレッドシート、Meet などのすべてのアプリに生成AI機能が搭載され、業務を更に効率化することができます。

Duet AIとGoogleドキュメントでできること

Googleドキュメントでは、Help Me Write機能を使ってDuet AIにコマンドを与ることで、本文を作成することや、たたき台を作成することができます。一度生成された文章は、ボタン一つでトーンや長さを調節することができます。これ以外にも、文章の校正チェックをすることもできます。

Duet AIをドキュメントで実際に使ってみる

Duet AIが導入されていれば、ドキュメントを開いた際に「Help me write」のボタンが表示されています。これにプロンプトを入力することでたたき台や文章の作成をAIにお願いすることができます。

まずはイベント情報の提案書のプロンプトを入力してみます。

「顧客への提案、それに関するイベント情報」

「Proposals to customers and related event information」

このように文章が出力されました。ここから、トーンを変更したい場合や文章の長さを変更したい場合には左下の「Refine」のボタンを押します。

ここからトーンの変更や文章の長さの変更、カスタムやサマリーを行うことができます。今回はトーンをフォーマルにし、長さを短くしてみます。

最終的にはこの短さにまとめることができました。

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日本語に翻訳したものがこちらです。

現在Duet AIは日本語に対応しておらず、入力と出力を英語で行う必要があるため細かいプロンプトの調整などができていません。しかし、もし日本語対応して細かい指示も出せるようになれば大まかな文章をDuet AIに作ってもらってそれを修正するような形で、大幅な作業の短縮が可能になると考えられます。

Duet AI をGoogleドキュメントで利用する場合の注意点

Duet AIは現在に日本語に対応していません。また日本語対応がいつになるかの発表もまだされていません。

現在Duet AIを利用するには、英語が得意でなければGoogle翻訳を使ってプロンプトを英語に翻訳し、出力された本文をまた日本語に翻訳しなおさなければなりません。Google翻訳では翻訳が不十分な場合があるので、日本語ではまだ実用段階にはないかもしれません。

また、Duet AI関連の機能はアカウントから言語設定を英語にしていないと表示されません。詳しくはこちらを御覧ください。

まとめ

今回はDuet AIをGoogleドキュメントで利用してみました。現在は日本語に対応しておらず、英語が苦手な筆者では細かいところまでは調査ができませんでした。しかし、作ったあとに追加でカスタムができたり、簡単にトーンの編集や長さの編集ができるので、日本語で扱うことができるようになればとても有用なツールになると感じました。

Duet AI for Google Workspace は14日間無料で試すことができるので、ぜひ一度お試しください。

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