はじめに
今回はDuet AI をスプレッドシートで利用してみました。ChatGPTなどもスプレッドシートで使えるようになっている今、Duet AIを導入することでどのような変化があるのでしょうか。
また本サイトではDuet AIに関して、他にも様々な記事があります。「面白そう!」と思われた方は是非読んでみてください!
[Duet AIシリーズ導入]Duet AI for Google Workspaceを使い始める前に
[Duet AIシリーズ]AI系プロダクトの比較~Duet AI for Google Workspace と Microsoft 365 copilot~
[Duet AIシリーズ]Duet AIをGmailで試してみた
[Duet AIシリーズ]Duet AIをGoogle ドキュメントで試してみた
[Duet AIシリーズ]Duet AIをGoogle スライドで試してみた
[Duet AIシリーズ]Duet AIをGoogleMeetで試してみた
それでは本編に入りましょう。
Duet AI for Google Workspaceとは
Duet AI for Google Workspace は、Google 社が提供する生成AIの追加機能です。 本機能を追加すると、Google Workspace のGmail、ドキュメント、スライド、スプレッドシート、Meet などのすべてのアプリに生成AI機能が搭載され、業務を更に効率化することができます。
Duet AIをスプレッドシートで使うと何ができるのか
Help me organizeという項目が追加され、スプレッドシートでやりたいことを入力することで様々なテンプレートを作成することができます。作成する際にダミーデータが作成されるので、自社の情報が漏れることなどなく、安心して利用することができます。
Duet AIをスプレッドシートで実際に使ってみる


Duet AIが導入されていればスプレッドシートを開いた際に、画面右側に「Help me organize」が表示されます。ここにプロンプトを打ち込むことによって様々なテンプレートが作成できます。
まずはGoogle公式でも使われていたプロンプトを打ち込んでみます。
「セッションの説明とステータスを含む、1 日のエグゼクティブブリーフィングイベントの議題」
「Agenda for one day executive briefing event with session descriptions and status.」

結果はこの様になりました。
「Insert」を押すことによって結果をスプシに貼り付けることができます。右側の「Complete」は実際にステータスとして利用することができました。
次に円グラフを出力してくれるようなプロンプトを入力します。
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アイスの小売店のグラフ アイスの種類別の売上 円グラフでそれぞれの種類の売れた割合をわかりやすく表現
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ice cream retail chart Sales by type of ice cream Easy-to-understand representation of the percentage of each type sold in a pie chart
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このように表示されてしまったため、今はまだ円グラフは出力できないようです。
それ以外にも棒グラフなどを出力できないか試してみましたが、同じ結果が返ってきてしまいました。
まとめ
今回はDuet AIをスプレッドシートで利用してみました。文字を入力するだけで簡単に表が出力できたため、よりプロンプトを研究すればとても有用な機能になると感じました。しかし、円グラフや棒グラフは現在は出力できなかったり、日本語に対応していないので、今後のアップデートに期待したいです。
Duet AI for Google Workspace は14日間無料で試すことができるので、ぜひ一度お試しください。