データ分析
2024/01/24
與田 龍人

GCPで秘密鍵を作成する方法

Google Cloud Platform (GCP) では、さまざまなサービスやAPIへのアクセスに秘密鍵が必要となります。この記事では、GCPで秘密鍵を作成する手順を詳しく説明します。このプロセスは、外部アプリケーションがGCPのリソースにアクセスする際にも重要になります。

はじめに

Google Cloud Platform (GCP) では、さまざまなサービスやAPIへのアクセスに秘密鍵が必要となります。この記事では、GCPで秘密鍵を作成する手順を詳しく説明します。このプロセスは、例えばdbt (data build tool) などの外部アプリケーションがGCPのリソースにアクセスする際にも重要になります。

ステップ1: GCPコンソールにログイン

まず、Google Cloud Consoleにアクセスし、Googleアカウントでログインします。既にプロジェクトを持っている場合は、そのプロジェクトを選択します。そうでない場合は、新しいプロジェクトを作成する必要があります。


 

ステップ2: APIとサービスへ移動

プロジェクトダッシュボードから、「APIとサービス」ダッシュボードに移動します。


 


ステップ3: 認証情報を管理

APIとサービスのダッシュボードの左側にあるメニューから「認証情報」を選択します。次に、「認証情報を作成」ボタンをクリックし、「サービスアカウント」を選択します。


ステップ4: サービスアカウントの作成

新しいサービスアカウントの詳細を入力します。サービスアカウント名と説明を適切に設定し、「作成して続行」をクリックします。


ステップ5: サービスアカウントへのロールの割り当て

サービスアカウントに必要なロールを割り当てます。これは、アカウントが持つべきアクセスレベルを決定します。例えば、BigQueryへのフルアクセスを許可する場合は、「BigQuery管理者」ロールを選択します。


ステップ6: 秘密鍵の作成とダウンロード

ロールの割り当てが完了したら、サービスアカウントの詳細ページに戻り、「キー」タブを選択します。



ここで、「キーを追加」をクリックし、「新しいキーを作成」を選択します。キーフォーマットは「JSON」を選択し、「作成」をクリックすると、秘密鍵が自動的にダウンロードされます。



重要な注意点


秘密鍵は安全な場所に保管し、決して公開しないでください。


サービスアカウントに割り当てるロールは、必要最小限に留めることがセキュリティ上重要です。


まとめ

これで、GCPで秘密鍵を作成するプロセスは完了です。この秘密鍵は、例えばdbtなどのツールでGCPリソースへのアクセスに使用されます。適切な管理とセキュリティ対策を行いながら、これらの強力なクラウドリソースを最大限に活用しましょう。

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