データ分析
2025/06/05
彩未翔 増本

地理空間情報とは?座標系とデータ種類をやさしく解説!

「地理空間情報」って聞いたことはあるけど、実際どういうものかイマイチわからない…。この記事では「地理空間情報とは?」から、「座標系のしくみ」や「データの種類」までをやさしく解説します。地図アプリや災害対策、都市計画にどう活用されているかも紹介します。

地理空間情報とは?

「地理空間情報」って、よく聞くけど実際には何のことを指すのでしょうか?


ざっくり言うと、位置に関する情報のことです。建物の場所、道路の形、川の流れ、山の高さなど、地球上の「どこに何があるか」を示すデータのことを「地理空間情報」と言います。

地図アプリやナビゲーション、ドローンの飛行経路、災害時の避難誘導、都市開発計画まで、私たちの生活のあらゆる場面で使われています。



座標系とは?空間データの土台

座標系とは、簡単に言うと「地球上の位置を数値で表すルール」のこと。いくつか種類があります:



  1. 地理座標系(Geographic Coordinate System)

    → 緯度(Latitude)・経度(Longitude)で表す方式。地球儀上の位置情報によく使われます。

  2. 投影座標系(Projected Coordinate System)

    → 平面地図に投影する方法。距離や面積を正確に計算したいときに使われます。



出典:地理院地図で見る「国土を測る」|国土地理院 https://www.gsi.go.jp/common/000236517.pdf


地理空間データの種類

地理空間情報には、さまざまな「データの型」が存在します。大きく分けて以下の2つです。


1. ベクターデータ(Vector Data)


点・線・ポリゴンといった「図形」で位置を表す方法。

✅  特徴

・属性情報(例:建物名、住所、面積)を持たせやすい

・データ量が軽くて扱いやすい



出典:GIS最前線!リモートセンシングと最先端のWeb GISの活用でDXは加速する!|くみき(KUMIKI)シェアNo.1クラウド型ドローン測量サービス|株式会社スカイマティクス https://smx-kumiki.com/column/column8.html



2. ラスターデータ(Raster Data)


地表を「グリッド(格子)」で区切り、各セルに数値や色を割り当てる形式。

✅ 特徴

・自然情報や連続的な変化(気温、植生、標高など)に強い

・表現力が豊かで視覚的にわかりやすい



出典:GISの基本概念・GIS実習オープン教材|https://gis-oer.github.io/gitbook/book/materials/00/00.html




地理空間情報の活用シーン

実際にどんな場面で地理空間情報が使われているか、いくつか例を紹介します。


日常生活編


・地図アプリ(Google Mapsなど)

  → リアルタイム交通、店舗検索、ルート案内

・スマホゲーム(例:ポケモンGO)

  → GPSと地図データを組み合わせて仮想世界を構築

・フードデリバリー

  → 住所の正確な位置情報で効率的な配達を実現


行政・インフラ編


災害情報の可視化(ハザードマップ)

  → 避難所の場所、危険区域の把握

・都市計画・開発

  → 土地利用、交通設計、施設配置など

農業(スマート農業)

  → 土壌や気象データをもとに栽培計画を最適化


おわりに

地理空間情報は、単なる「地図データ」じゃありません。


・位置を知るだけじゃなく、

・状況を分析して、

・問題を解決するための意思決定の道しるべになります。


災害対策、物流効率化、都市開発、エンタメ…どんな分野でもこの情報が活躍しています。これからの時代、「地理をデータで読む力」がますます重要になります。


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