データ分析
2024/01/11
與田 龍人

Snowflake Organizationを作成する方法

Snowflakeは、クラウドベースのデータウェアハウスプラットフォームで、組織内のデータ管理を効率化するための優れたツールです。この記事では、Snowflake Organizationを作成し、必要なロールと権限を設定する方法を解説します。

はじめに

Snowflakeは、クラウドベースのデータウェアハウスプラットフォームで、組織内のデータ管理を効率化するための優れたツールです。この記事では、Snowflake Organizationを作成し、必要なロールと権限を設定する方法を解説します。

ステップ1: Snowflakeアカウントの作成とOrganizetoinの権限確認

最初に、Snowflakeアカウントを作成します。アカウントが作成されたら、Organizationの権限が自分に与えられていることを確認します。もし権限が自分に与えられていない場合、アカウントのアドレスを設定します。


ステップ2: ロールの作成とメンバーの追加

次に、Snowflake Organization内で使用するためのロールを作成し、メンバーを追加します。


1.Snowflakeアカウントにログインし、ダッシュボードにアクセスします。


2.ダッシュボードの左側のナビゲーションメニューから「Admin」を選択します。


3.「Admin」メニューから「Users & Roles」を選択します。



 


4.「Users & Roles」画面で、「+User」ボタンをクリックして新しいユーザーを追加します。



5.ユーザーを追加したら、そのユーザーに役割を付与します。ユーザーにどのような権限を付与するか選択します。


6.「Grant a Role」をクリックし、5つの権限から適切なものを選択します。役割の設定が完了したら、変更を保存します。


以下がそれぞれの詳細となります。


ACCOUNTADMIN:



  • クラウドアカウント全体を管理するための最上位の権限です。

  • クラウドアカウント全体でユーザーやロールを作成、変更、削除し、アカウント設定を変更できます。


ORGADMIN:



  • 組織全体を管理するための権限です。

  • 組織内でのリソース、プロジェクト、コンピューティングリソースの管理に関連する操作を実行できます。


SECURITYADMIN:



  • セキュリティ関連の操作を管理するための権限です。

  • ユーザーやロールのセキュリティ設定、セキュリティポリシーの管理、セキュリティログの監視など、セキュリティに関連する操作を行うことができます。


SYSADMIN:



  • データベースおよびデータウェアハウスを管理するための権限です。

  • データベースやウェアハウスの作成、削除、設定変更、パフォーマンスモニタリングなど、データベースおよびウェアハウスに関連する操作を実行できます。


USERADMIN:



  • ユーザーとロールを管理するための権限です。

  • ユーザーとロールの作成、変更、削除、アクセス権の管理など、ユーザーアカウントとアクセス制御に関連する操作を行うことができます。









    ステップ3:Snowflakeアカウントへのログイン

    1.招待メールに記載されたユーザー名とパスワードを用いて、URLにアクセスします。


    ・ユーザー名 (User Name): [招待メールに記載されたユーザー名]


    ・パスワード (Password): [招待メールに記載されたパスワード]


    2.ログインに成功すると、Snowflakeアカウントのダッシュボードにアクセスできます。



      最後に

      以上でSnowflake Organizationの設定が完了です。組織内のデータ管理をスムーズに行うための基本的なステップを実行し、必要な権限をユーザーに付与しました。Organization機能を効果的に活用し、データ管理プロセスを最適化しましょう。

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