Snowflake Organizationを作成する方法
Snowflakeは、クラウドベースのデータウェアハウスプラットフォームで、組織内のデータ管理を効率化するための優れたツールです。この記事では、Snowflake Organizationを作成し、必要なロールと権限を設定する方法を解説します。
目次
はじめに
Snowflakeは、クラウドベースのデータウェアハウスプラットフォームで、組織内のデータ管理を効率化するための優れたツールです。この記事では、Snowflake Organizationを作成し、必要なロールと権限を設定する方法を解説します。
ステップ1: Snowflakeアカウントの作成とOrganizetoinの権限確認
最初に、Snowflakeアカウントを作成します。アカウントが作成されたら、Organizationの権限が自分に与えられていることを確認します。もし権限が自分に与えられていない場合、アカウントのアドレスを設定します。
ステップ2: ロールの作成とメンバーの追加
次に、Snowflake Organization内で使用するためのロールを作成し、メンバーを追加します。
1.Snowflakeアカウントにログインし、ダッシュボードにアクセスします。
2.ダッシュボードの左側のナビゲーションメニューから「Admin」を選択します。
3.「Admin」メニューから「Users & Roles」を選択します。
4.「Users & Roles」画面で、「+User」ボタンをクリックして新しいユーザーを追加します。
5.ユーザーを追加したら、そのユーザーに役割を付与します。ユーザーにどのような権限を付与するか選択します。
6.「Grant a Role」をクリックし、5つの権限から適切なものを選択します。役割の設定が完了したら、変更を保存します。
以下がそれぞれの詳細となります。
ACCOUNTADMIN:
- クラウドアカウント全体を管理するための最上位の権限です。
- クラウドアカウント全体でユーザーやロールを作成、変更、削除し、アカウント設定を変更できます。
ORGADMIN:
- 組織全体を管理するための権限です。
- 組織内でのリソース、プロジェクト、コンピューティングリソースの管理に関連する操作を実行できます。
SECURITYADMIN:
- セキュリティ関連の操作を管理するための権限です。
- ユーザーやロールのセキュリティ設定、セキュリティポリシーの管理、セキュリティログの監視など、セキュリティに関連する操作を行うことができます。
SYSADMIN:
- データベースおよびデータウェアハウスを管理するための権限です。
- データベースやウェアハウスの作成、削除、設定変更、パフォーマンスモニタリングなど、データベースおよびウェアハウスに関連する操作を実行できます。
USERADMIN:
- ユーザーとロールを管理するための権限です。
- ユーザーとロールの作成、変更、削除、アクセス権の管理など、ユーザーアカウントとアクセス制御に関連する操作を行うことができます。
ステップ3:Snowflakeアカウントへのログイン
1.招待メールに記載されたユーザー名とパスワードを用いて、URLにアクセスします。
・ユーザー名 (User Name): [招待メールに記載されたユーザー名]
・パスワード (Password): [招待メールに記載されたパスワード]
2.ログインに成功すると、Snowflakeアカウントのダッシュボードにアクセスできます。
最後に
以上でSnowflake Organizationの設定が完了です。組織内のデータ管理をスムーズに行うための基本的なステップを実行し、必要な権限をユーザーに付与しました。Organization機能を効果的に活用し、データ管理プロセスを最適化しましょう。