用語集
2021/11/25
SiNCE 編集部

エグゼグティブサーチとは?経営層や経営幹部の人材探しに困ったら?

経営層や経営幹部の人材探しで困ったという経験もあるでしょう。エグゼグティブサーチ(ヘッドハンティング)とは、そのような重要なポジションに合う人材をピンポイントで探し出す手法です。
また、最近では経営層だけでなく、ミドル層もこの方法で探すことが増えてきています。ふさわしい人材を外部から招き入れたり、新規事業のために人材を確保したりすることが増加。
今回は、エグゼグティブサーチのメリット・デメリットについて図解しますので、参考にしてください。

  • 動画で図解を⾒る

導入 エグゼグティブサーチ、エグゼグティブサーチファームとは?

エグゼクティブサーチとはヘッドハンティングを行うことですが、エグゼクティブサーチファームでは、それをクライアントから依頼を受けて行っています。

トップ層などの人材をスカウトして、企業とマッチングさせて紹介する会社をエグゼクティブサーチファームと言います。

エグゼクティブサーチが広まった背景としては、最近では経営トップ層も外部の専門的な人材、他所で活躍した人材を確保してヘッドハンティングするケースが増加。

成果主義も加速し、M&Aも増加しています。 また事業継承などのために、優秀な人材を外部から招き入れるケースが増えてきていると言えます。

そうした傾向から、日本でも採用候補者のリストアップやアプローチを専門にエグゼグティブサーチファームにお願いするケースが多くなっています。

課題 エグゼクティブサーチファームには2種類ある?

エグゼクティブサーチファームには2種類あると言われています。

リテイナーファームとコンティジェンシーファームがあり、リテイナーファームは、クライアント企業と契約してそれに適した人材発掘と紹介を行います。

人材をリサーチしてマッチングするまでに1年以上かかることもあります。また、その報酬は前払いされることが多いのが特徴です。

一方コンティジェンシーファームは、完全成功報酬型です。常に幹部や経営層候補となるトップマネジメント以外にも人材発掘を行っていて、採用決定後に紹介料が発生します。

企業側の要件を受けて人材を探すのではなく、企業と既に登録されている人材とをマッチングさせるのが特徴の登録型人材紹介会社です。 リサーチ費用がかからないため、経費節減になります。

解決 エグゼクティブサーチファームのメリット・デメリットとは?

エグゼクティブサーチファームのメリット・デメリットですが、エグゼクティブサーチファームに任せると情報収集能力に優れている点がメリットです。

キャリア、業績、実績のある人材をリストアップする有力なコネクションなどを持っています。 また、アプローチや交渉もお任せできるのがメリットです。

さらに、選んだ人材からふるい分けを行い、クライアントに適した人材、適性を専門的な立場で判断して選んでくれます。

しかしデメリットもあります。コストが高い点がデメリットで、完全成功報酬型のコンティジェンシーファームでないとコストが結構かかります。

また、リテイナーファームではリサーチから始めますので、すぐにいい人材を見つけられず時間がかかりますので、急ぐ場合は注意しましょう。

結論 エグゼグティブサーチファームをトップ層の優秀人材探しに有効活用したい

エグゼグティブサーチファームは、トップ層の経営層だけでなく、ミドル層の人材探しにもおすすめです。

外部から優秀な人材を探したい時に、リストアップしてアプローチや交渉をしてくれるので便利です。

コストが高いのがデメリットになりがちのため、コストを検討して依頼してみるといいでしょう。

様々な新しい事業に進出する企業も最近では多く、専門的な外部の人材がすぐに欲しい時もあります。

人材探しには時間がかかることもありますので、計画的にエグゼグティブサーチファームを活用してみるのがおすすめです。

また、エグゼグティブサーチファームは、それぞれの人材派遣会社によって実績や得意分野が違います。いくつかの会社を検討するのもいい方法です。

New call-to-action