用語集
2021/07/07
SiNCE 編集部

オウンドメディアとは?自社でメディアを持つ効果と作り方について

新しいマーケティング手法として、最近注目を集めているオウンドメディア
うまく作ればマーケティングにとっても効果的です。
しかし、そもそもオウンドメディアが一体どのようなものかわからない、作ってみたいけど作り方がわからないという方も多いのではないでしょうか??
そこで今回は、オウンドメディアとはそもそもどういうものなのか、どうしたら集客やマーケティングに効果的なオウンドメディアを作ることができるのかを図解します!!

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導入 オウンドメディアを持つ意味とは?

みなさんはオウンドメディアを目にしたことはあるでしょうか?
オウンドメディアの本来の意味は「自社で保有するメディア」で、パンフレットや自社サイトすべてを指します。
例えば、みなさんが読んでいるこのズカイズムもオウンドメディアです。


では、なぜ様々な企業がオウンドメディアを発信するのでしょうか?
一つ目の理由は、今までの宣伝方法では取り込めなかった幅広い層に自社の情報を届けることができるからです。
二つ目の理由は企業の好感度をUPさせたいからです。どんなに良い製品だったとしても、会社の好感度が低いとユーザーは継続して買ってくれません。

リピーター獲得のためには企業の好感度UPがとても大事です。
オウンドメディアはにはこれらのようなメリットがあります。それではオウンドメディアはどのように作っていけば良いのでしょうか?

課題 オウンドメディアを"なんとなく”作るのはダメ!

実はただなんとなくオウンドメディアを作っただけでは上で触れたような効果は見込めません。
実際、オウンドメディアを始めて失敗してしまった例はネットで検索するとたくさん出てきます。


では、”なんとなく”を脱却するためにはどうすればよいのでしょうか。

それは、オウンドメディアを作る前に土台となる製品やサービス、ターゲットをしっかりと定義することです。
例えば、中高生向けスマホ学習アプリを作っている会社が、ズカイズムのような経営者向けのオウンドメディアを作ったとします。その場合、アプリのダウンロード数ははたして伸びるでしょうか?
おそらく伸びることはないでしょう。
このように自社の製品・サービスのターゲットから著しくずれたオウンドメディアではマーケディング効果は見込めません。

これらのことから、まず何よりも最初にその製品やサービスがどのようなものなのか、ターゲットは誰なのかをしっかりと定義するべきなのです。

解決 これを押さえれば大丈夫!なんとなくではないオウンドメディア作り

では製品をどのように定義し、オウンドメディア作成に繋げていけばよいのでしょうか?
ここではもっと掘り下げていきたいと思います。


①商品、サービスはどのようなものなのか?
一つの定義の方法として、5Wで考えてみましょう (なにを?, 誰に?, いつ?, どこで?, なぜ?)
例 中高生向けスマホ学習アプリ
なにを?・・・スマホの学習アプリ
誰に?・・・中高生向け
いつ?・・・電車・バスの通学時間に
どこで?・・・電車・バスで
なぜ?・・・効率よく学習したい
このように掘り下げて考えることで、オウンドメディアが必要なのか?、コンセプトは何にすべきなのか?考えやすくなります。

②自社にとってオウンドメディアが必要なのか?
商品・サービス、ターゲットを定義し終わったら、自社にとってオウンドメディアが本当に必要なのか考えてみましょう。
ペイドメディアの方が効果的な可能性もあります。例えば上の例なら電車・バス内に広告を設置してみるという手段も考えられますね。費用対効果を元に慎重に検討してみましょう。

③必要なのはどんなメディアか?
必要なのはどんなメディアで、どんな伝え方をしたら良いのか検討しましょう。
例えば上のスマホアプリの例で考えてみます。
中高生は勉強について(例えば数学の定理について等)ネットで検索することが多いと考えられます。
よって勉強について発信するオウンドメディアを立ち上げたら、アプリのダウンロード数向上につなげられそうですね。
さらに、中高生はSNSを見ている割合が比較的多いので、SNSを組み合わせると更なる効果も見込めそうです。

④何を成果地点にするか?
上に挙げた例では最終的にアプリのダウンロード数向上につながるように考えていますが、企業のイメージアップ等の効果を狙いたい場合も考えられると思います。何を成果地点にオウンドメディアを作り上げるか考えましょう。

⑤誰をターゲットにするか?
オウンドメディアのターゲットを考えましょう。上に挙げた例では、中高生の他に保護者をターゲットにする方法も考えられます。ペルソナ(オウンドメディアを見るであろう架空の一人物)を細かく設定してみましょう。
属性情報、居住地域または出身地、年齢、性別、最終学歴・・・と細かい点まで設定し、思考することにより、コンセプトがブレないオウンドメディアを立ち上げることができます

結論 オウンドメディアを作る上での5つのポイント!

オウンドメディアを作る時はただなんとなく作るのではなく、次の5つを徹底的に検討することが重要です。
1, 何を売りたいのか?
2, 自社にとってオウンドメディアが本当に必要なのか?
3, 必要なのはどんなメディアなのか?
4, 何を成果地点にするか?
5, ターゲットは誰なのか?
これらを考えるとあなたのオウンドメディアは他の企業とは一味違う、集客に繋がるオウンドメディアになるでしょう。
ズカイズムの運営会社SiNCEはオウンドメディアに限らず、様々なメディアを使ってあなたのマーケティングを徹底的にサポートします!


もし、マーケティングで困っていることがあったらぜひ一度ズカイズムに相談してみてくださいね。

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