スカウト返信率80%以上!600万円使って分かったビズリーチの攻略法①
今回は、経営者や人事ご担当者なら知っておきたい「ビズリーチの攻略法 」についてお話したいと思います。当社で実際に約600万円をかけたからこそわかった、ビズリーチ経由での「“いい人材”の採り方」をご紹介します。
ビズリーチは高い!
採用担当者ならご存じかもしれませんが、ビズリーチは価格が高いです。しかし、高くてもビズリーチが支持される理由は、ハイレイヤー人材の登録が多いからです(現在は幅広い層も対象になっている)。
初期費用や成果報酬として支払うパーセンテージは一緒ですが運用する企業によってその成果は大きく変わります。ハイレイヤー人材を狙うなら、なるべく多くの求職者と出会い、企業の即戦力となる人を見つけたいところです。
ビズリーチを知る
特徴
ある程度ピンポイントで候補者を選定し、経験のある人材を採用できる、ハイキャリア向けのスカウトサイトです。メインターゲットの年収は600万円以上とされています。
料金体系(税抜)
・6ヶ月400通スカウト/85万円+理論年収の15%
・12ヶ月800通スカウト/153万円+理論年収の15%
・6ヶ月800通スカウト/140万円+理論年収の15%
・12ヶ月1600通スカウト/252万円+理論年収の15%
転職顕在層
登録者の年代は30代から50代が8割を占めており、中でも40代が最も多いといわれています。また、45%以上がマネージメント経験者です。職種としては営業職やサービス業、次に経営や管理が多く登録されています。
意外とここが難しい! 人材要件と定義
どんな人材が欲しいかではなく、何をしてもらうのかを明確に
例えば〇〇経験者で実務〇〇年以上、TOEIC〇〇点以上、協調性がある…… などなど、条件を上げるときりがありません。しかし、実際に担ってほしい業務で本当に全部クリアしないとできない仕事なのか? を吟味する必要があります。意外と見落としがちですが、引き算をしていくことが大事です。当社の場合、条件を足しすぎて失敗しました。条件を足せば足すほど、全てそろっている人材がいない!
そして、改めて客観的に要件を見て気づきました。「こんな、あれもこれもできるスーパーマンはいない!」と……。
そこで初心に戻り「何をしてもらう人なんだっけ?」というところを議論しました。何をしてもらうための人材なのかを洗い出すことによって、正社員でなくてもできる業務内容だったり、マニュアルさえ作ってしまえばテレワークアシスタントでも対応可能なこともありました。蓋を開けてみると、考えていたほどハイレイヤー人材を雇う必要がないことに気づいたりもします。
第一回はここまでとなります。次回は「スカウトメールの返信率が80%になるまで」をお届けします。お楽しみに!