そのほか
2024/02/02
與田 龍人

Vertex AIワークベンチからGitHubリポジトリにプッシュする方法

今回は、Vertex AIワークベンチ内のJupyter NotebookからGitHubリポジトリにコードをプッシュする方法をステップバイステップで説明します。

はじめに

今回は、Vertex AIワークベンチ内のJupyter NotebookからGitHubリポジトリにコードをプッシュする方法をステップバイステップで説明します。

ステップ 1: 個人アクセストークンの取得


  1. GitHubのウェブサイトにログインします。

  2. ページ右上のプロフィール写真をクリックし、ドロップダウンメニューから「Settings」を選択します。

  3. 左側のメニューから「Developer settings」をクリックし、次に「Personal access tokens」を選択します。

  4. 「Generate token」ボタンをクリックして新しいアクセストークンを生成します。必要な有効期限とスコープや権限を選択してGenerate tokenをクリックします。通常、リポジトリへのアクセス権限が必要です。生成されたトークンを安全な場所にコピーして保存してください。



 


ステップ 2: Vertex AIワークベンチの設定

1.Vertex AIワークベンチに移動し、Jupyter Notebookを開きます。


2.ノートブック内でコードやテキストを記述し、保存します。ファイル名は適切なものに設定してください。


ステップ 3: Jupyter NotebookからGitHubリポジトリにプッシュ

ノートブックをGitHubリポジトリにプッシュするために、以下のコマンドを使用します。


1.Jupyter Notebookのターミナルを開きます。



2.リポジトリをクローンします。ここで、はGitHubリポジトリのURLです。




git clone 



3.クローンしたリポジトリのディレクトリに移動します。




cd 



4.コミットとプッシュを行います。




git add . 
git commit -m "コミットメッセージ"
git push 



5.プッシュ時にGitHubユーザー名とアクセストークンを要求されます。GitHubユーザー名とアクセストークンを入力します。



これで、Jupyter Notebookの内容がGitHubリポジトリにプッシュされます。


補足


プッシュするリポジトリないにデータ量の多いcsvファイルなどが含まれている場合、gitの容量エラーとなってしまう可能性があります。その際は.gitignore ファイルを使用することで、ログファイルや構成ファイルなど、バージョン管理に含めたくないファイルを除外できます。


参考記事:Gitのスマートな使い方: 「.gitignore」で不要なファイルを巧みに回避




New call-to-action