Vertex AIワークベンチからGitHubリポジトリにプッシュする方法
今回は、Vertex AIワークベンチ内のJupyter NotebookからGitHubリポジトリにコードをプッシュする方法をステップバイステップで説明します。
目次
はじめに
今回は、Vertex AIワークベンチ内のJupyter NotebookからGitHubリポジトリにコードをプッシュする方法をステップバイステップで説明します。
ステップ 1: 個人アクセストークンの取得
- GitHubのウェブサイトにログインします。
- ページ右上のプロフィール写真をクリックし、ドロップダウンメニューから「Settings」を選択します。
- 左側のメニューから「Developer settings」をクリックし、次に「Personal access tokens」を選択します。
- 「Generate token」ボタンをクリックして新しいアクセストークンを生成します。必要な有効期限とスコープや権限を選択してGenerate tokenをクリックします。通常、リポジトリへのアクセス権限が必要です。生成されたトークンを安全な場所にコピーして保存してください。
ステップ 2: Vertex AIワークベンチの設定
1.Vertex AIワークベンチに移動し、Jupyter Notebookを開きます。
2.ノートブック内でコードやテキストを記述し、保存します。ファイル名は適切なものに設定してください。
ステップ 3: Jupyter NotebookからGitHubリポジトリにプッシュ
ノートブックをGitHubリポジトリにプッシュするために、以下のコマンドを使用します。
1.Jupyter Notebookのターミナルを開きます。
2.リポジトリをクローンします。ここで、はGitHubリポジトリのURLです。
git clone
3.クローンしたリポジトリのディレクトリに移動します。
cd
4.コミットとプッシュを行います。
git add .
git commit -m "コミットメッセージ"
git push
5.プッシュ時にGitHubユーザー名とアクセストークンを要求されます。GitHubユーザー名とアクセストークンを入力します。
これで、Jupyter Notebookの内容がGitHubリポジトリにプッシュされます。
補足
プッシュするリポジトリないにデータ量の多いcsvファイルなどが含まれている場合、gitの容量エラーとなってしまう可能性があります。その際は.gitignore ファイルを使用することで、ログファイルや構成ファイルなど、バージョン管理に含めたくないファイルを除外できます。
参考記事:Gitのスマートな使い方: 「.gitignore」で不要なファイルを巧みに回避