BigQueryのテーブルスキーマをJSON形式で取得する方法
BigQueryは、Google Cloud Platform (GCP) が提供する強力で高速なデータ ウェアハウジング ソリューションです。BigQueryの主な機能の 1 つに、プロジェクト内のテーブルの構造とデータ型を定義するテーブルスキーマを管理および取得する機能があります。今回は、GCP の Cloud Shell を使用してBigQueryテーブルのスキーマを JSON 形式で取得する方法を紹介します。
Cloud Shellの起動
GCPアカウントのCloud Consoleに移動して、Cloud Shellを開きます。
テーブルスキーマをJSON形式で取得
まず、Cloud Shellで下記コマンドを実行して、プロジェクトで使用可能なテーブルを一覧表示します。
bq ls
次に、スキーマを取得するテーブルを見つけて、テーブル ID をコピーします。最後に下記コマンドを実行すると、指定したテーブルのスキーマをJSON形式で取得することができます。[TABLE_ID]は実際のテーブル IDに置き換えてください。
bq show –format=prettyjson [TABLE_ID]
テーブルスキーマをjsonファイルに書き出し、ローカル環境にダウンロード
先ほどのコマンドだと、Cloud ShellのコマンドラインにスキーマがJSON形式で表示されるだけで使い勝手がとても悪いです。そのため、取得したスキーマをjsonファイルに書き出し、ローカル環境にダウンロードしていきます。
下記コマンドを実行すると、指定したテーブルのスキーマをjsonファイルに書き出してくれます。
bq show –format=prettyjson [TABLE_ID] > schema.json
書き出したjsonファイルをローカル環境にダウンロードするために下記コマンドを実行してください。
cloudshell download schema.json
おわりに
今回はGCP の Cloud Shell を使用して、BigQueryのテーブルスキーマを JSON形式で取得しました。皆さんも是非活用してみてください