そのほか
2025/04/25
池田 悠真

【1週間で合格!】Google Cloud Professional Data Engineer試験の最短勉強法

本記事では、Google Cloud Professional Data Engineer試験に、学生がわずか1週間で合格した体験談を紹介します。試験の概要や受験を決めた理由、事前のスキルレベル、実際に使った「裏技的な勉強法」までを具体的に解説。また、短期合格のメリット・デメリットや、合格後に感じた知識の定着に関する課題にも触れています。

Google Cloud Professional Data Engineer試験とは?

この試験は、Google Cloudプラットフォーム(GCP)を使って、データエンジニアリングのスキルを証明するための資格試験です。データの収集、処理、分析などを行うデータエンジニアとして、GCPでの実務スキルを評価します。


以下に示す通り、業界経験3年以上を推奨する資格試験であるため、一般的には難易度が高い試験となっております。




しかし、ある裏技を使えば、なんと1週間くらいで合格することができます。


既に、Google Cloud Professional Data Engineerの勉強法の記事はいくつかありますが、1週間ほどで合格した事例はほとんど確認されていないため、今回ブログにすることにしました。


受験しようと思ったきっかけ

今まで、機械学習・統計学・マーケティングの勉強を中心に行ってきたのですが、お世話になっている長期インターンで、データ基盤の設計につまづいているケースが多くありました。クラウドの中で一番有名なのはAWSですが、AI/データサイエンス出身の私としては、AIとの親和性が強そうなGCPの方に興味を持つようになり、社員のすすめでGoogle Cloud Professional Data Engineerを受験することにしました。


とはいえ、資格勉強よりも実践が重要であると考えていた私は、あまり資格勉強に時間を使いたくなかったので、最短で実績を作るというスタンスで受験に臨むことにしました。


勉強開始前の状況

裏技を紹介する前に、勉強開始前の私のスペックを紹介します。



  • ・学生。

  • ・長期インターンで、GCPのプロダクトのうちほとんどBigQueryしか使ったことがない。

  • ・AWSの知識は全くない。


このように、クラウドの経験はほとんどなく、ひたすらBigQueryを使う日々が続いていました。


たまに他のブログで見かける、


「(つよつよのエンジニアが)1週間で合格!」


ということではないのでご安心ください。


1週間で合格する裏技

お待たせしました。


以下に一瞬で合格する裏技を公開します。



 


 


 



 


 


 



Udemy講座の


[PDE] 2024年版 Google Cloud Professional Data Engineer 模擬試験完全版


を何周もする。


 


 


 



 


 


 


以上で十分です。


私は、この問題集を20周ほど行ったおかげで余裕を持って合格することができました。


試験に合格して、知識は身についたか?

結論を言うと、あまり身につきませんでした


身に付かなかった原因として、以下の2点が考えられます。



  • ・問題集のみで資格勉強を行ったため、体系的な知識が身に付かなかった。

  • ・出題内容が発展的であり、GCPの各プロダクトの概要をコンパクトに理解する機会がなかった。


もし、DataprocやPub/SubなどのGCPの各プロダクトの基本的な知識を身につけたいのであれば、難易度が低いGCPの資格試験であるCloud Digital LeaderやAssociate Cloud Engineerを受験したり、他のProfessionalレベルの資格であり浅く広く出題されるProfessional Cloud Architectを受験したりした方がいいと思いました。


まとめ

今回、Google Cloud Professional Data Engineer試験に1週間で合格した体験を紹介しましたが、短期間での合格はあくまで「試験対策」として割り切った戦略でした。Udemy講座を繰り返し解くことでスコアは取れるようになりますが、本質的な知識や実務での応用力を身につけるには、より体系的な学習・他の資格試験の受験・実務経験が重要であると感じました。


もし本当にGCPを使いこなせるエンジニアを目指すなら、資格取得をゴールにせず、実務や個人プロジェクトを通じて各プロダクトに触れていくことをおすすめします。その上で、資格は「自分の理解を整理するためのマイルストーン」として活用すると、より意味のある学びになるはずです。


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