Dataikuとは?AI活用を加速する統合プラットフォームを初学者向けに解説
AI活用が“PoC止まり”で進まない…そんな悩みを解決する統合プラットフォーム「Dataiku」を初心者向けに解説。専門家でなくてもAIプロジェクトを推進できる理由、ツールの分断を防ぐ強み、現場での活用法まで、実務目線でわかりやすく紹介します。
目次
導入 AIが“うまく回らない”本当の理由
最近、会議でもSNSでも「AI」「機械学習」という言葉を見ない日はありません。
前回の記事で、データ・ドリブン思考を阻む壁についてお話しさせていただきました。
その中で「人材の壁」についてが日本の課題だと筆者がおっしゃていました。
- 人の壁:推進できる人材が足りない/役割・部門が分断されている
- 技術の壁:データ準備〜運用までツールがバラバラでつながらない
そこで出会ったのが Dataiku(データイク)。
一言でいえば、「誰もがデータ分析、AIをつくり・使える場所」を用意してくれるプラットフォームです。お恥ずかしい話ですが、価値のあるデータサイエンティストを志すと言っておきながら、、私はこの「Dataiku」について知りませんでした….入社して初めてこのDataikuと出会った時の衝撃はすごいものでした。
この記事では、初心者の方にもわかるように、私の実務目線でかみ砕いて紹介します。
Dataikuのについて:データ×俳句の思想から生まれた
- どんな会社?
フランス・パリ生まれのソフトウェア企業。データ分析〜機械学習の“実務”を支える製品を提供しています。公式URL: https://www.dataiku.com/ja/
名前の由来
「data(データ)」+「haiku(俳句)」。
複雑になりがちなデータサイエンスを、俳句のようにシンプルに、本質だけを表現したい——そんな思想が根っこにあります。
目指す世界
Everyday AI(エブリデイAI)。専門家だけでなく、日常業務に自然にAIを溶け込ませること。
私の感覚だと、“データの実験室”と“自動工場”が同じ場所にある感じ。
試す→形にする→回し続ける、までを一気に進められます。
なぜDataikuが必要?
① みんなで進められる“共通の作業場”
ノーコードのビジュアルレシピも、Python/R/SQLのコードも、どちらもOK。
同じプロジェクト上で、役割に合わせて参加できます。
私は、仮説検討はGUI→確信が持てたらコード化、という流れが気に入っています

統合プラットフォームの強み
② データ準備〜運用まで“1本のフロー”
データ接続 → 前処理 → 可視化 → 学習 → デプロイ → 運用(スケジュール・監視)まで一気通貫。
「あの処理、誰のPCにあった?」が消えます。プロセスが見える化されるので引き継ぎも速い。

今あるデータ資産を活かす、抜群の接続性
③ 既存基盤とケンカしない“つなげやすさ”
Snowflake、BigQuery、SageMaker、Vertex AIなどと素直につながる。
いま持っているデータ基盤を活かしつつ、分析〜運用の“最後の1マイル”を前に進められるのが実感です。
実務でどう効く?——現場あるあるに効く処方箋
毎朝の集計&レポート送付を自動化
→ ビジュアルレシピ+スケジュールで、属人化を解消。
需要予測の実験 → 本番化まで
→ AutoMLでたたき台、良い精度が出たらワンクリックでデプロイ。
部門横断の“見える化”
→ データの流れ(誰が何をどう加工したか)がフロー図で追える。レビューが楽。
私の肌感では、“PoC止まり”になりがちな案件が、運用フェーズまで滑らかにたどり着きやすいように手助けしてくれる。
はじめ方と学び方(初学者向けロードマップ)
- Dataikuのトライアル/Cloud版で、まずは触ってみる
- Dataiku Academyの無料コースで、GUI操作→軽いコード拡張の順に学ぶ
- 自分の業務データ(CSVでもOK)で小さく1本のフローを作る
- 毎日/毎週の自動実行に乗せて、“回る仕組み化”までやってみる
「小さく作って回す」経験が1回できると、社内で再現可能な型になります。
おまけ
前回に引き続き、定期的に更新しようと思いましたが、特に上がった体感はありません。笑
でも、このDataikuを実務でたくさん使いこなせるようになれば、「分析力」「実装力」「共働力」を伸ばしていけるのではないかなと思います!

