ChatGPTで画像生成してみた感想、制限と著作権について解説
ChatGPTでこの前ついに画像生成が解禁されましたね。
そこで実際にChatGPTでの画像生成を使ってみた感想や、無料で使用してみる方法などを解説します。また、気になる著作権はどうなのかについても解説しています。
目次
ChatGPTの画像生成の使い方
ChatGPTの画像生成はPlusユーザーまたはEnterpriseユーザーのみ可能
ChatGPTの画像生成は有料のユーザーのみ使用可能です。
「そうだよね…無料版の私は使えないよね」と思ったあなた、大丈夫です!
後ほど無料で試せる方法を解説します。
使い方
①GPT-4のプラグイン「DALL-E3」を選択
②生成したい画像のイメージを指示します。
③修正の指示を必要ならばします。
ChatGPT画像生成の制限
画像生成の制限としては、以下のものがあります。
①最高で4枚の出力
最高で4枚の出力になります。たまに2枚しか出てこない時もあります。
②画像生成できる枚数には限界あり
無限に画像生成できる訳ではなく、ある一定の枚数を越えると画像生成できなくなるようです。
③著作権に違反するものは出てこない
著作権に違反するもの(例:既に存在しているキャラクター)は画像生成されないようになっています。
例:ミッキーを画像生成してみる。
このように注意されてしまいます。
ただ、裏技として画像入力でそのキャラクターの特徴をテキストで表現させ、画像生成でその特徴を指示すると一見似ているものが出てくることもあります。
このようなところを見ると、画像生成の著作権問題の制限は難しいですね…。
④生成に30~40秒ほどかかる
これは1-2行の時にこの時間かかります。
5~6行ほどになると1~3分ほどかかる場合があります。
また、出力する画像の枚数でも生成にかかる時間は変わります。
⑤画像入力と画像生成は同時に使えない
これが悲しいですね。
おそらく著作権を守るためにこのような仕様にしたと思われますが、画像入力と画像生成は同時には使えないようになっています。
ChatGPTの画像生成を使ってみた感想
これからは実際に使ってみた感想を書きたいと思います。
適当なプロンプトでもそれなりのものができる点が凄い
かなり適当なプロンプトでもそれなりの画像が生成されます。
最低クオリティが高い印象ですね。
この点については私以外の他のユーザーからもそのような声が多い気がします。
日本語出力はできない、英語や数字出力は文字数が少なかったらできる印象
今回のChatGPTの凄いところは「文字挿入が可能」なことです。
しかし、実際に日本語を試してみるとうまく出力されないですね。
英語や数字は文字数が少ない場合にきちんと反映されやすいです。
やっぱりツッコミどころ満載の画像が生成されることもある
例えば80%と20%の円グラフを出力しようとしたときにこんな画像が生成されました。
….おい!とツッコミたくなる画像ですね笑
こんなことが多々起こります。
デザイン面は結構好き
魅力的だと感じる点は、デザイン性ですね。素敵な画像を出力してくれます。
デザインのテイストには広い幅がありそうなので色んなパターンを出力するのが楽しみです。
ChatGPTで生成した画像の著作権
openaiの公式サイトにはこのように書かれています。
「DALL·E 3 will be available to ChatGPT Plus and Enterprise customers in early October. As with DALL·E 2, the images you create with DALL·E 3 are yours to use and you don’t need our permission to reprint, sell or merchandise them.」
引用元:Openai DALL-E3 閲覧日2023年10月28日 https://openai.com/dall-e-3
つまり、「DALL・E 2 と同様、DALL・E 3 で作成した画像はお客様が使用するものであり、転載、販売、商品化する場合に当社の許可は必要ありません」ということです。
無料で試す方法
スマホからアプリを使用する場合
①「Bing AI」アプリをダウンロード
こちらからダウンロードできます↓
「Bing:AI&GPT-4とチャット」をApp Storeで (apple.com)
②「Image Creator」から画像生成
BingのImage Creatorを提供しているのはDALL・E3です。
こちらはポイントが0になるまで試せます。
Webサイトから使用する場合
①Microsoft Bing の Image Creatorにログイン
こちらもポイントが0になるまで試せます。
こちらも提供しているのはDALL・E3です。
まとめ
ChatGPTの画像生成機能のまとめ
1:高いクオリティ
さまざまなプロンプトにも柔軟に対応し、高品質な画像を生成可能。
2:日本語の出力の課題
日本語の出力は難しく、英語や数字の文字数が少ない場合のみうまく出力される傾向。
3:デザインの多様性
さまざまなデザインのテイストを持ち、ユーザーに多岐にわたる選択肢を提供。
4:著作権に関しての明確な方針
生成した画像はユーザーのもので、OpenAIの許可なしに再利用可能。
5:無料での試用方法
スマホアプリ「Bing AI」やMicrosoft BingのWebサイトを通じて、無料で画像生成機能を試すことができる。
以上が、ChatGPTの画像生成機能に関するまとめです。これらの情報を参考に、さらに詳しい情報や実際の使用感を求める方は、公式サイトや関連リンクをチェックしてください。