BI
2021/07/07
SiNCE 編集部

有名企業で続々と導入されている「BIツール」とは??BIツールを活用して、データ経営を推進しよう!

ルーティン的なExcelの入力作業に時間ばっかり取られる、、、なんてことありませんか?

Excelは様々な計算・分析が出来て便利な一方、更新しようと思うと膨大の量のデータを打ち込まなければならなかったり、専門的な知識がなければ上手く分析を行えないことがありますよね。「面倒なセッティングとか無くなって、全部自動でやってくれないかな、、」と思ったことがあることも少なくないと思います。

そんな私たちの悩みを解決してくれる便利グッズとして、最近注目を浴びているものに「BIツール」(ビジネスインテリジェンス・ツール)というモノがあります。
そこで今回は、「BIツールって何?何が出来るの?」という点を図解しました。

  • 動画で図解を⾒る

導入 データを活用をすれば、効率的に経営を行える!しかし多くの企業では、、、

そもそも、様々な企業からBIツールが注目され出したのは、”データの見える化”へのニーズの高まりが背景にあります。顧客情報・位置情報など、多様なデータを取得・蓄積することで、データに基づいて意思決定を行い、効率的な経営が可能になってきています。

例えば、お客様の「年齢・役職・訪問回数・訪問時のヒアリング内容」がデータとして適切に管理されれば、もし営業が成功した場合「こういったお客様は、このように営業すれば成功しやすい」という法則が見えてきます。そうすればあとは、お客様のパターンによって営業内容を変えれば効率的に営業を行うことが可能になります。

しかし、BIツール登場前は、多くの企業がデータの見える化体制の実現に挑戦するも、上手く実現出来ずに元の体制に戻ってしまう事例が数多くあります。

なぜ、多くの企業が”データの見える化”を実現出来なかったのでしょうか?

課題 「誰があのデータ持ってるっけ?」といった問題が多発

結論から言うと、「データの管理方法がバラバラで、分析データが揃えられない」ことが原因になります。

例えば、営業部署や広告部署が得たそれぞれの顧客情報を使って、データ分析部署が効率的な顧客開拓方法を解析しようとした時、「部署ごとにバラバラにデータを持っていたり、違う形式でデータを管理していて、データ分析部署が上手くデータを分析できない」といった問題が多発しました。

実際、人材データ・広告データ・売上データ・・・など、様々なデータをバラバラに管理していると、いざ分析をする時に「そもそもこのデータはどこにあるの?」といった問題が発生するため、データの見える化に挑戦にした多くの企業が頭を悩ませることになりました。

データを整理して、一括で管理出来るようにすることを「データの一元化」と言いますが、データの見える化需要の高まりと共に、この「データの一元化」という新しい課題が発生しているのです。

解決 データを一括管理して、自動で分析!専門知識がなくてもプロ並みの分析を提供

BIツールはそんな「データの一元化」の悩みを解決して、素早くデータ分析が行えるようにするために開発されたツールです。

BIツールの主な特徴は

・データの収集・統合
データを整理して一元化管理してくれる

・データの分析・集計
分析を行うために必要なデータだけを、自動で持ってきて分析する

・データの可視化
分析結果を活用しやすいような形(グラフ・表など)で見せてくれる

です。分析に必要な「データの一元化」だけでなく、分析系の専門知識がなくても高度な分析が行えて、その結果をわかりやすく可視化してくれます。

既に有名なものとしては「Oracle BI」や「b-dash」 といったBIツールがあります。BIツールを用いることで、効率的に・誰でも データに基づく意思決定が出来るようになりました。

しかし、BIツールの弱点として、
・ツールの導入が難解なため、導入の専門家が必要
・ツールの操作が難しく、知識が必要になる
・コストが数千万単位でかかることが
といった点があります。

結論 BIツールを導入して、データに基づいた素早い意思決定を実現しよう!

しかし、近年では様々なBIツールが開発されているため、目的に沿ったBIツールを選ぶことによってBIツールの弱点を克服することが可能になっています。

例えば、あのグーグルが買収し、次世代BIツールとして注目されているモノに「Looker」があります。Lookerは「どんな人にも使えるBIツールとする」を目標にしており、専門的なBIツール操作知識がなくても、誰でも操作できるBIツールとして、近年導入している企業が増えています。

そんなLookerも、導入する時だけは専門的な知識が必要なのが唯一の弱点。
ズカイズムをご覧の皆様の中に「Lookerに興味はあるけど、導入できる人材がいない、、」とお困りの方がいたら、ぜひズカイズムへご相談くださいね。

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