BI
2024/10/31
與田 龍人

LookerダッシュボードにGoogle Cloud Storageの画像を簡単に埋め込む方法

Looker

Lookerダッシュボードにスクリーンショットやその他の画像を埋め込みたい場合、Google Cloud Storage (GCS) を利用することで簡単に実現できます。以下の手順に従って、画像をアップロードし、ダッシュボードに表示させましょう。

はじめに

Lookerダッシュボードにスクリーンショットやその他の画像を埋め込みたい場合、Google Cloud Storage (GCS) を利用することで簡単に実現できます。以下の手順に従って、画像をアップロードし、ダッシュボードに表示させましょう。

準備するもの

・Google Cloudアカウント: GCSを使用するために必要です。


・Lookerアカウント: ダッシュボードにアクセスし、編集するために必要です。


・画像ファイル: 埋め込みたい画像(例: PNG、JPEG形式)。


ステップ1: Google Cloud Storageに画像をアップロードし、公開設定を行う

1.GCSバケットの作成


・Google Cloud Consoleにログインし、左側のメニューから「ストレージ」 > 「ブラウザ」を選択。


・「バケットを作成」をクリックし、バケット名(例: example-dashboard-images)とリージョンを設定して作成。


 


2.画像のアップロード


・作成したバケットを開き、「ファイルをアップロード」をクリックして画像ファイル(例: screenshot_example.png)をアップロード。


3.画像をパブリックに設定


・アップロードした画像を選択し、「権限」タブで「プリンシパルを追加」をクリック。


・プリンシパルに allUsers を入力し、「ロールを選択」から「ストレージオブジェクト閲覧者」を選択して保存。





ステップ2: 公開URLを取得する

・公開設定を行った画像を選択し、「オブジェクトの詳細」セクションで「公開URL」をコピー。



・例:



<https://storage.googleapis.com/example-dashboard-images/screenshot_example.png>

ステップ3: Lookerダッシュボードに画像を埋め込む

1.ダッシュボードを編集モードで開く


・Lookerにログインし、表示させたいダッシュボードを開き、「編集」をクリック。


2.テキストタイルを追加


・「タイルを追加」ボタンをクリックし、「マークダウン」を選択。


3.画像を埋め込む


・テキストタイルの本文編集画面で以下の形式でMarkdownを入力して画像をリンクにします。



[![スクリーンショット](<https://storage.googleapis.com/example-dashboard-images/screenshot_example.png>)](画像を押した時に飛ばしたいリンクURL)



4.ダッシュボードを保存


・編集が完了したら、右上の「保存」ボタンをクリック。





まとめ

以上の手順で、Google Cloud Storageにアップロードした画像をLookerダッシュボードに簡単に埋め込むことができます。Markdownを活用することで、画像をクリック可能なリンクとして表示でき、ダッシュボードの視覚的な魅力を高めることが可能です。ぜひ試してみてください!

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