ClaudeとBigQueryを接続してみた!Node.jsとMCPで自然言語分析を実現
この記事では、AIアシスタント「Claude」とGoogle Cloudのデータウェアハウス「BigQuery」を、MCP(Multi-Connection Plugin)を使って接続し、自然言語でデータ分析ができる環境を構築する手順を解説します。
目次
ClaudeとBigQueryを組み合わせるメリットとは?
Claude(Anthropic社製のAI)は、ChatGPTに似た自然言語処理モデルですが、安全性やコンテキスト保持力の高さが特徴です。これをBigQueryと接続することで、SQLを手で書かずに自然言語でデータを抽出・分析できるようになります。
全体構成
・Claude(Claude 3 Opusなど、Enterprise対応版)
・Google Cloud Platform(BigQuery)
・MCP(Claudeの外部データ接続機能)
・Node.js(ローカルでキーなどを扱う補助的な用途)
MCP(Multi-Connection Plugin)とは、Claudeが外部のデータソース(たとえばBigQueryなど)と安全に接続し、自然言語での指示を通じてデータの取得や分析を可能にする仕組みのこと。
- 今回はClaudeとGoogle BigQueryをMCP(Multi-Connection Plugin)を使って接続し、自然言語でのデータ分析環境を構築することを目的とする。
Claude desktop のインストール
まず、Claudeのデスクトップアプリケーションをダウンロードします。(MCPではクロードのWebアプリケーションはアプリケーションは対応してないため、アプリケーションをダウンロードする必要があります。)
※追記:現在はClaudeのWeb版でも、Model Context Protocol(MCP)連携が利用可能になったようです!
Node.jsのダウンロード
次に、ローカルで環境を整えるために、Node.js公式サイトから最新版をインストールします。
パスの設定とキーの取得(BigQuery)
BigQueryに接続するためには、サービスアカウントキー(JSON形式)が必要です。
手順:
- ・GCPコンソールからプロジェクトを選択
- ・IAMと管理 → サービスアカウント
- ・新しいキーを作成し、JSONファイルをローカルに保存
保存したキーのパスを、環境変数などで指定できるようにしておくと便利です。
接続プロジェクトとロケーションの設定
ClaudeでBigQueryに接続する際には、プロジェクトIDとロケーションが重要です。
- ・プロジェクトID:GCPコンソールのダッシュボードから確認可能
- ・ロケーション:BigQueryのスタジオ内のデータセット情報の中のデータのロケーション設定(
us-central1やasia-northeast1など )
権限の付与
BigQueryの「IAMと管理 / IAM / プリンシパルより編集」よりロールの編集し以下の権限を付与します。
- ・BigQueryユーザー
- ・BigQueryデータ閲覧者
- ・BigQueryジョブユーザー
MCPでの接続設定
Claudeの「設定/ 開発者 / 構成を編集」からclaude_desktop_config.jsonを選択
- サービスアカウントキー(JSON)をアップロード
- プロジェクトIDとロケーション(例:
us-central1)を指定
MCPサーバーの設定(JSON)
実際に使った設定ファイルがこちらです

このJSONは、ローカルでMCPサーバーを立ち上げるための設定です。
<変更点>
・your-project-id:プロジェクトID
・us-central1:ロケーション
・/home/username/credentials/my-service-account.json:保存したサービスアカウントキーjsonファイルのパス
再起動後、「設定画面 / 開発者」の画面で runnnig となっていればMCPサーバーとの接続は成功です。
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実際にClaudeで聞いてみた
接続が完了したら、Claudeに自然言語で質問してみましょう。
例:
- 「最近一ヶ月のECサイトの売上を示して」
- 「カテゴリ別の売上をグラフ化して」

このように、ClaudeがSQLを自動生成して、結果をテーブルやチャートで可視化してくれます。
まとめ
ClaudeとBigQueryを連携させることで、以下のようなメリットが得られます。
- ・SQLを書くことなくデータ分析ができる
- ・AIによる表示や解釈の自動化
- ・GCPのロール制御を使った安定した接続
Node.jsなどの基本的な環境を整えれば、スムーズに接続できるので、ぜひ一度試してみてください!

