データ分析
2023/01/13
一筆 太郎

年賀メールもHubSpotでデータ分析~79.4%という驚くべき結果

年賀メールもHubSpotでデータ分析~79.4%という驚くべき結果

元旦に送信した年賀メールをHubSpotでデータ分析してみました

謹んで新春をお祝い申し上げます。

本年もよろしくお願い致します。

弊社の年賀メールに使うイラストをAIで生成したという記事は、すでに公開されております。

自社の年賀状用画像を、画像生成AI「Stable Diffusion」で作ってみた

自社の年賀状用画像を、画像生成AI「Stable Diffusion」で作ってみた~環境構築編

こうして生成したイラストを使った年賀メールを元旦にお送りさせていただきましたが、データドリブンを得意としているSiNCEとしては、この年賀メールに関するデータをHubSpotを使って分析してみました。

件 名:【株式会社SiNCE】新年のご挨拶
送信日:1月1日午前10時
送信先:メルマガ送付先(1,233)
開封率:39.42%
クリック率:3.39%
返信率:0.17%

開封したユーザーの8割近くが長時間閲覧していたことが判明

まず目についたのは開封率の高さです。一般的なメルマガや年賀メールの開封率は送付数が増えるほど低くなる傾向があるためです。

年賀メールを送信したタイミングでメルマガ登録を解除した人も11人いますし、バウンス(メールが届かなかった数)も23件ありましたが、1233件送信したメルマガにも関わらず40%近い開封率となったのは、平均値をう上回ります。

驚くべきは、メールを閲覧していた時間でした。開封されたメールのうち、79.4%は「8秒以上メールを表示していた」のです。17.2%は「2~8秒表示」で、3.3%が「0~2秒表示」ということがわかりました。

年賀メールがもっとも開封されたのは元旦

クリック率の3.39%というのは、メール内に記載されていたハイパーリンクのクリック率です。一般的なクリック率は1%を切ることも珍しくありませんが、このメールでは開封した人の8.59%はリンクをクリックして下さっています。

日別の開封タイミング調査では、300通以上が元旦に開封され、1月2~3日はほとんど開封されず。1月4日に再び100通近く開封されたのは、年始の初出勤日だという推察です。

年賀メールの送信タイミングについては元旦にするか、それとも初出勤日の1月4日にするかで悩みましたが、元旦に大半が開封されているというのは、仕事メールも元旦にチェックされているということがわかりました。

元旦からメールチェック、お疲れ様です。

メールマガジンもデータドリブンでPDCAを続けます

このほかにもメールに関する集計は、使われたメールクライアント(Gmail、Chrome、Apple Mail、Microsoft Edge)別での調査も可能です。

弊社ではこうした結果を踏まえ、より高い開封率になるメールマガジン作りをデータドリブンで追求していきます。

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