【Dataiku】パートナー向け「コアデザイナー認定資格取得講座」体験レポ
「Dataikuパートナー向けコアデザイナー認定資格取得講座」の体験レポート。講座の概要から、取得に向けた準備のポイント、学んだスキルや実際のメリットまで詳しく解説。資格取得を目指す方に役立つ情報をお届けします!
はじめに
Dataiku(データイク)は、データサイエンスやAI(人工知能)を活用して、ビジネス上の意思決定を支援するための統合プラットフォームを提供するソフトウェアであり、同時にそのソフトウェアを開発・提供している企業の名前でもあります。
Dataikuのパートナーとは、Dataikuの製品やサービスを顧客に提供・導入する企業や個人のことを指します。パートナーになることで、Dataikuの技術サポートを受けられるだけでなく、他の企業とのコラボレーションやビジネスチャンスも広がります。
今回の講座対象であるコアデザイナー認定資格は、Dataikuプラットフォームでのデータ処理や操作に関する基本的なスキルを証明するものです。
本講座では、受講後にその場でこの認定資格試験を受けることができ、合格すれば即時に資格を取得できます。講座は3時間のスケジュールで、1時間半ほど講師の方による解説を受け、続けて1時間の試験を行うため、早ければ2時間半ほどでコアデザイナーの資格を取得することが可能です。
では、実際の流れをご紹介します。
事前準備
講座開始前にDataiku Cloudから招待メールが送られてきますので、そのメールからDataikuのアカウント登録をします。表示は英語表記ですが、日本語入力で問題ありません。できれば、この時にDataikuに触れて事前に操作の練習をしておくとよいかもしれません。
当日(3時間弱)
a. 講義(1時間半程)
まず持参したPCで、事前に登録したアカウントからログインしてDataikuの画面を開きます。上記とは別にDataiku Academyにアクセスすると、本日の講座の詳細が表示されているので、そちらのステップをみながら、データのダウンロードや加工分析等Dataikuの操作を進めます。操作が行き詰まったり、質問がある時は、手を挙げると講師の先生やスタッフの方がすぐ来て対応してくださいます。
b. 休憩(10分程)
1時間半程の先生の講義の終了とともに、試験にも使用するデータが完成します。ここで試験開始前まで一旦休憩となります。お手洗いに行ったり、先生に質問したりと各自で自由に過ごします。
c. 試験(1時間)
⭐️問題数:30問
⭐️合格基準:正答率80%以上
⭐️試験内容:Data操作の一般的な質問、先程作成したデータとその統計分析に関する問題など
Dataikuに触れた経験のある方や事前に練習していた方は合格できていたようですが、自分は正答率が6割と撃沈しました。問題に関する質問も手を挙げれば、先生が優しく説明してくださいます。
⭐️回答上の注意:複数回答の問題
複数回答しなければいけない問題が多かったです。焦ってしまうと見逃してしまうかもしれません。当たり前のことですが、全体的に試験問題をよく読む必要があると感じました。
⭐️不合格の場合:受験回数制限なし、説明のテキストなし、同じ問題が出題
何回でも受けられ、また問題も同じですので、合格するまで再チャレンジできます。しかし、問題に関する説明のテキストなどはなく、合格後に回答の説明を見ることができる仕組みになっているので、不合格の間はどこが間違えたのか分からないという問題があります。また1回の試験時間が1時間で、データ操作による問題もあるので、不合格後にその場でもう一度受けるのは難しいと感じました。先生のお話からも全くの初心者がその場で合格するのは難しそうでした。自分は帰宅後すぐに(試験問題を忘れないうちに)再度受験し、なんとか合格しました。
感想
今回の講座では、Dataiku初心者としては、先生のお話を聞きながらPCの操作についていくだけで精一杯でした。講座を進めるスピードが速く感じ、1時間を過ぎたあたりから集中力がきれて質問を連発してしまいました。そして、自分には8割以上の正答での合格は難しかったです。しかし、今回こちらの講座を受講できて、本当によかったと思っています。なぜなら、以下のメリットがあるからです。
<講座を受けるメリット>
・操作方法が1時間半で大体できるようになる
・分からないことをすぐ質問できる
・当日中に資格が取得できる
おわりに
初心者として講座についていくのがやっと、試験は不合格といろいろありましたが、先生方の対応も優しく丁寧で学びがありますし、総合的にはこちらの講座は大変おすすめです!!最後に、たくさんの質問に快く答えてくださった講師の先生とサポートしていただいたスタッフの方に心より感謝申し上げます。ありがとうございました。