御社は大丈夫?インターンがやる気をなくす3つのタブー
インターンシップはそもそも、企業が学生に職業体験の場を提供し、学生へ業務内容や働き方への理解を深めてもらう制度のことです。また、インターン生を雇うことには企業として低コストでハイポテンシャル人材の獲得が可能となります。早期育成することで早い段階で戦力となり、正社員の業務負荷が軽減されるという大きなメリットがあります。
目次
インターンシップの意味を再確認しませんか?
インターンシップはそもそも、企業が学生に職業体験の場を提供し、学生へ業務内容や働き方への理解を深めてもらう制度のことです。また、インターン生を雇うことには企業として低コストでハイポテンシャル人材の獲得が可能となり、早期育成することで早い段階で戦力化なり、正社員の業務負荷が軽減されるという大きなメリットがあります。
やる気をなくす理由(1)雑用係にしていませんか?
せっかく、入社したのに雑用係のように、面倒なことばかり押し付けていませんか? インターン生が会社にどんな魅力を感じ、どんな目的を持ち入社したのか考えてみましょう。例えば、マーケティングの領域で応募してきたインターン生に対して、全く関係のない事務作業ばかりお願いしていたらモチベーションが下がり辞めてしまうでしょう。
インターン生の目的に合わせ、きちんと業務を振ることが大事だと言えます。
やる気をなくす理由(2)正しい業務指示をしていますか?
依頼業務の目的とゴールを明確にせず、業務内容だけ伝えていませんか?
例えばインターン生のAさんとBさんに「カレー作って」と言ったとします。Aさんはビーフカレーを作り、Bさんはチキンカレーを作りました。AさんもBさんも「カレー作って」という業務依頼に対し間違ってはいません。しかし、それがカレー好きのベジタリアンをもてなすためのカレーだとしたらどうでしょう?そう、いくら美味しくても肉を使っている時点でアウトです。依頼者側のミスでしかありません。それを依頼者が一方的に「なんでこうなったの? ビーフでもチキンでもないんだよ。相手はベジタリアンなんだよ。やり直し!」と言ってしまったら、インターン生も「先に言ってよ!」となります。こうなると、せっかくのインターンシップ体験が、誰も得をしない無駄な時間となってしまいます。このようなことが何度も続くと、依頼者とインターン生との信頼関係がなくなり、必然とモチベーションも下がってしまいます。
重要なのは下記の図のように、プロジェクトの目的・ゴール・作業の目的・作業の仕方を明確にしてあげることです。
やる気をなくす理由(3)フィードバックをしていますか?
業務を終え、その成果物に対して正しくフィードバックしているでしょうか? 良い点や悪い点も含め、社会人基準でフィードバックしてあげましょう。なんのフィードバックもしないと成功体験も感じられず、モチベーションが保てません。
また、フィードバックの内容についても抽象的な表現はNGです。改善してほしいことは、具体的に伝えましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか?
インターン生のモチベーションが上がれば、在籍が長くなり、入社率は高まります。それは会社や社員の幸福にもつながるはずです。
インターンシップの縁を、最大限に活かせますように。