データ分析
2021/07/07
SiNCE 編集部

データドリブン経営で200%アップ!?現代で必須の経営スタイルを図解してみた!

「データドリブン」という言葉をご存知ですか?簡単に言えば「データに基づいて意思決定を行うこと」をデータドリブンと呼びます。

現在、データドリブンに基づき経営を行う企業と、そうではない企業の間で成長スピードに大きな開きが出来ています。
「データに基づいて経営をするなんて、どの会社でもやってるでしょ」と思われる方も多いと思いますが、従来のデータの使い方とデータドリブンな決定は、実は若干意味が違うようです。

今回はそんな、最近注目の「データドリブン経営」を図解してみました!

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導入 データ自体の価値が飛躍的に上昇。効果的なデータを集めて、分析を行うことが重要

データドリブン経営が注目され始めたのは、”ビッグデータ”が注目されたことに背景があります。

ビッグデータとは、今まで「Aさんがおにぎりを買った」と処理していたデータを、「Aさんが13時21分に入店して、3分ほど迷って鮭のおにぎりを買い、13時25分に退店した」のような、ものすごく細かい単位で区切られた情報の塊のことを言います。

こうした細かい情報を集めて分析することで、今まで見えてこなかったお客さんの要望などが明らかになってきました。

データの取得によって今まで見えてこなかったものが見えてくると、データやデータを集める仕組み自体の価値・重要性が必然的に上昇します。

そういった背景が在り、データドリブン経営とは、自社でビッグデータやその他多くの情報を収集して、整理と分析を行い経営上の意思決定に活かす経営スタイルのことを指すようになりました。

データに基づいて判断を行うことを徹底するようになると最上位の意思決定だけではなく、お客様への提案の場面でも,客観的根拠に基づく説得を行えるようになるため成約率が上がるという効果もあります。

課題 経験からの判断だけでは上手くいかなくなってきた。データドリブン×経験が現代のキーポイント

昔から企業はデータを集めて経営に活かしてきました。

例えば、今年の販売戦略を決める時には、「昨年度の売上実績、前年月別の売上状況」などを参考にしますよね。そこから、「去年がこれぐらいだから、大体こんな感じでやっていきたい」と、経営者様が培ってきた経験を活かして戦略を決めていくと思います。

しかし、現代ではこの”経験”の価値が減ってきています。なぜなら、時代の移り変わりが早いため「昨日売れたモノが今日も売れる」とは限らないからです。10年間の経験が、今後10年間後も価値があるのかはわからないのです。

一方、データドリブン経営では、「昨年度の売上実績、前年月別の売上状況、雨の日の売上、時間別の売上 etc…」というように、ものすごく細かく分けられた実績を基に販売戦略を判断します。このレベルまで細かいデータと、経営者の持つ磨き抜かれた経験を合わせることで、今まで見えてこなかったビジネスチャンスを発見できて、企業の飛躍的な成長に繋がるのです。

つまり現在は、経験豊富な経営者がデータドリブン経営を始めることで、そうではないライバル企業と圧倒的な差をつけ始めてきているのです。

解決 どんな業界・業種でもデータの持つ力で確実な成果を出している!

では、データドリブン経営はどんな業界・業種と相性が良いのでしょうか?

結論としては、「全ての業界・業種で有効である」と言えます。実際に具体的な事例を見てみましょう。

・大手自動車メーカー 売上60%アップ
従来は、ショールームの設置とディーラーの接客による販売を行っていた大手自動車メーカー。営業においてタッチパッドを導入して、顧客情報や提案内容への反応を全て蓄積して分析を行い、前年比60%アップの売上実績を達成。データにより提案内容と顧客情報の接点を洗い出し、タイプ別の提案内容の構築出来たことによって実現しています。

・県内NO.1の大手美容サロン 売上200%アップ
WEB広告の費用対効果が悪く、また店舗ごとに業務の仕方にばらつきがあり、安定的な経営が出来ていなかった、大手美容サロン様。しかし、データドリブン経営の体制を構築することで、「うちのサロンに来てくれそうな人に刺さる広告はこれだ」という理想的な広告スタイルを確立。また業務上の問題点が何故起きているのかが、データによって判明したため、すぐに対応策を実施。結果的に、前年度の同じ月に比べ200%の売上実績を達成されました。

結論 成長中の企業だからこそ、データドリブン経営を導入して成長スピードを加速させよう!

以上から、現代ではデータドリブン経営が業界・業種の壁を超えてどんな企業でも成長を加速させる役割を担っていることがわかりました。

データドリブン経営を始めるには、「どうやってデータを取得するか」「そもそもどんなデータを集めれば良いのか」「何に注目すれば良いのか」など、専門知識のある人でないと中々難しい壁があるようです。その壁が、企業がデータドリブン経営に移行したくても中々行えていない要因なのかもしれませんね。

ズカイズムを運営するSiNCEでは、データドリブン経営に移行したいお客様に、データドリブン経営の構築して効果を実感していただく、そしてその後もお客様ご自身で運営していけるようになるまでサポートをしています。

データドリブン経営についてお困りごとがあるなら、一度、ズカイズムに相談してみてくださいね。事例を交えてお話ししますよ。

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