用語集
2021/07/07
SiNCE 編集部

LINE広告はどんな特徴があるのか?効果的な使い方は?

スマホを利用する人の80%以上、10代から30代だと実に90%以上の普及率となるLINE。トークだけでなくニュースやショッピングなどさまざまなサービスを手がけています。政府や自治体も公式に導入しているLINEは、もはやインフラともいえるでしょう。日本を代表するコミュニケーションツールのLINEは、広告媒体としても大きな魅力を備えています。今日はLINE広告の特徴や配信面・広告フォーマット・配信機能などの種類、どのように使うのが効果的なのかなどについて解説します。

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導入 LINE広告とは?

LINE広告は、主にLINEユーザーに向けて配信する広告です。

LINEの月間アクティブユーザー数は8,800万人(2021年3月末時点)。また国内では、SNSにおいて84.6%のシェアを誇り、普段スマホで利用しているアプリ全体で見ても同様の84.6%のシェアを占めています。LINEは政府や自治体でも公式に利用されており、今やインフラとしての機能も有している日本を代表するコミュニケーションツールといえます。

LINE広告では、多くのユーザーにリーチでき、他のSNSやWebサイト、アプリでは難しかったユーザー層にもアプローチが可能です。また年齢、性別、地域、興味・関心、行動データなどをもとに、特定のユーザーへのターゲティングも得意としています。

さらに、LINEでは次項で見ていくように、多数のユーザーが毎日使っているトークリストだけでなく、LINE NEWS、タイムライン、LINEマンガ、LINE BLOGなどの多彩な配信面もあります。豊富なクリエイティブの種類やLINEのマーケティング力を生かした、配信機能などにも強みを持ち、広告プラットフォームとしての存在感が高まっています。

課題 LINE広告の種類とは?

LINE広告の「配信面」における特徴を見ていきましょう。

・トークリスト
LINEユーザーの中で最も利用者数が多いサービスです。トーク内の上部に広告を配置できます。もっとも目につきやすい配信面といえるでしょう。

・LINE NEWS
月間アクティブユーザー数は7,500万人(2020年4月時点)。「ニュースタブ」トップページや記事一覧ページに広告が配信できます。

・タイムライン
10代から60代まで幅広い層にリーチでき、毎月の広告接触回数が多いのも特徴です。

・LINEマンガ
主なユーザーは若年層。男女比も半々程度で、アプリのダウンロード数も飛躍的に増えています。

・LINE BLOG
アーティストやタレントのブログが数多く開設されています。こちらも若年層に利用されているサービスです。

・LINEポイント
サービスページのPV数は月2.8憶(2020年6月~2020年8月平均値)。40~50代のユーザーが主な層です。

・LINEショッピング
ユーザー数の約7割が女性、主に20代後半〜40代前半の女性が利用しています。

・LINE広告ネットワーク
提携する外部アプリメディアへの広告配信が可能。さまざまなジャンルのメディアを網羅しています。

解決 効果的なLINE広告の使い方とは?

LINE広告は、配信面の種類が豊富なことに加えて、広告フォーマットも多彩です。具体的には次の5つがあります。

・Card(動画あり)
・Square(動画あり)
・Vertical(動画専用)
・カルーセル
・画像+テキスト

また主な配信機能には次のようなものがあります。

・デモグラフィックデータ配信
年齢、性別、地域、興味・関心などでターゲティング可能

・オーディエンス配信
特定のターゲット層をセグメントで分けて広告を配信

・友だち追加広告
LINE公式アカウントに登録を促す広告

・LINE公式アカウントの友だちオーディエンス配信
LINE公式アカウントの友だちをもとに特定のターゲット層へ広告を配信

以上のように、LINE広告は「配信面」「広告フォーマット」「配信機能」の3つの要素の組み合わせて活用します。配信面においては、ユーザー層(年齢、性別)によって最適なサービスを選択することができます。

自社の製品・サービスに合致するターゲットを特定して、配信面やメディアを選ぶことが肝要です。広告フォーマットにおいても、動画メディア、画像、テキストについて使い分けが可能です。

配信機能の使い分けでは、たとえば化粧品メーカーのバルクオムでは、友だち追加広告を活用してユーザーとのコミュニケーションを促進。その結果定期購買の拡大に成功したともいえます。

他にもLINEが持つ膨大なユーザーデータを活用すれば、適切なセグメント設定も可能なので、PDCAを回しながら最適な広告効果を獲得する施策を打ちましょう。

結論 LINE広告の運用で悩んでいたらぜひご相談を

ここまで見てきたように、LINEは現在の日本においてはインフラとしての機能も持ち、多くのユーザーが毎日利用している日本最大のコミュニケーションツールです。

広告においても、配信面の多彩さ、クリエイティブの柔軟さ、最先端のアドテクノロジーを活用した配信機能など、これまでの広告プラットフォームに負けないような機能・実績を有しています。

一方で、広告を出稿する企業の担当者にとっては、多機能で複雑な面がネックになっているという部分もあるでしょう。どの配信面が適切なのか、クリエイティブの種類は動画なのか静止画なのか、あるいはLINE特有の友だち追加広告を活用したいが、効果的な運用方法がわからないなど。

当社はLINE広告の運用について多くの実績があります。これまで、さまざまな業界の広告主様に最適な提案をしてきました。もし、LINE広告でお悩みでしたら、一度当社まで相談してみてください。必ず広告効果を実感できるような解決策をご提案いたします。

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