無料のAI画像生成サービスで年賀状に使える画像を準備する
無料のAI画像生成サービスで年賀状に使える画像を準備する
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2022年末の年賀状締め切りは12月25日
もう12月も8日となり、いよいよ年末感が強くなってきました。
そして多くの人が毎年、締切を過ぎてから後悔するであろう年賀状。メール添付やLINEなどで画像を送るという人もいらっしゃるでしょうが、紙の年賀状を何名かには送っているという方も少なくないでしょう。
今年は、2022年12月15日(木)から25日(日)までの間に投函された年賀はがきを、元旦に配達してくれるそうです。
ですが、年賀状素材集を買ってくるのも何か芸がない…なんてお悩みの皆様に朗報です。以下のサイト「Stable Diffusion 2」では、入力したキーワードに応じた画像を、AIで自動生成してくれるのです。つまりは、世界で1枚のオリジナル画像を使った年賀状が無料で作れるというわけ。
ただし、生成された画像は768☓768pxとやや解像度が小さいことと、利用に関するガイドラインが示されていないことが気にはなります。前者については、はがきの短辺いっぱいに印刷しても200dpiにはなるので、それほど気になりません(※)。後者については、非商用の個人利用であれば問題にはなりません。
※筆者は以前、出版社で年賀状素材集の編集もしていたので、ご安心ください
●Stable Diffusion 2
https://app.baseten.co/apps/VBlnMVP/operator_views/nBrd8zP
「世界平和」「うさぎ」で生成してみると…?
使い方は簡単。ページ下部にある「Prompt」というフォームに、生成させたい画像のリクエストを英語で入力したあと、「Generate」ボタンを押すだけ。キーワードはカンマ区切りで、複数のキーワードを入力できます。この言葉選びですが、弊社・一筆社長のリクエストは…
「来年はうさぎ年だし、世界平和とうさぎというキーワードで作ったら、どんなのになるかな?」
そこでキーワード「World Peace,Rabbit」と入力し、90秒(生成にこのくらいかかります)ほど待った結果がこちら。
…うん、平和(ピースマーク)だし、ウサギですね(真顔)。
コミック調の絵柄にも挑戦してみたら…?
次に挑戦したキーワードは、
「World Peace,Manga,Rabbit」
90秒後、なんとも言えない気持ちになりました。「平和」感が迷子です。
背景がちょっぴり、門松のように見えなくもないので、正月感がちょっぴり…ないですね。
「可愛いうさぎ」で、可愛くなーれ!
よし、マンガよりも「かわいいウサギ」と指定すれば、もっと可愛くなるはず! 待つこと90秒。
「World Peace,Rabbit,cute」
まあ可愛いは可愛いんですが、ウサギですね(真顔)。
時間があるなら、延々とリトライ推奨です
ちなみにこのサイト、同じキーワードでも「Generate」を押すごとに違う画像を生成してくれます。ですから、自分好みの画像が生成されるまで何度もトライしてもいいでしょう。
まあ、僕はこの記事を書いている時点で絵柄の厳選は諦めて、はがきのテンプレートに先程の画像をレイアウトしてみました。
…悪くは、ない。悪くは、ね。
皆さんが作る年賀状が、素晴らしいものになりますように!