BX、ブランド体験とは何か言えますか?BXを基礎から理解しよう

BX(Business of Experience)という言葉を知っていますか。「ブランド体験」などと訳されます。BXとは、企業のブランド、理念などを顧客が体験することを重要視する考え方です。
UX(ユーザー体験)やCX(顧客体験)だけでなく、BX(ブランド体験)を行っていくことが最近では重要になっていますので、その導入のポイントについて図解します。これから増えるBXを考える際の参考にしてください。
目次
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導入 BX、ブランド体験をするということはどういうことなのか?
BX(Business of Experience)とは「ブランド体験」などと訳されます。BXとは、企業のブランド、理念などの体験を重要視するものです。
最近では、BXデザイナーという仕事も登場し、顧客だけでなく、そこに務める従業員も含めて企業ブランドを創出していくことが重要となっています。企業ブランディングがとても大切になってきている時代と言えるでしょう。
そして、そうした企業の商品や事業、サービスのブランド力を上げるには、様々な工夫が必要となっています。昨今ではD2Cを展開する企業でもBXを重要視する企業が多くなっていますね。
商品やサービスを購入してもらうだけでなく、そこから得られる体験や価値も含めて顧客に提供することが大切です。それを企業に務める従業員も含めて一緒に作り上げていく考え方がBX「ブランド体験」の考え方です。
課題 UXやCXとの違いはどこにある?
BX(ブランド体験)の他に、UXやCXという言葉があります。UX(user experience)は「ユーザー体験」、CX(customer experience)は「顧客体験」を意味します。
UXとは、実際に商品やサービスを利用しているユーザーに向けたもので、ユーザーを深く理解し、そのニーズ、ユーザーの価値の見いだし方に応えるものとなっています。
CXは、より幅広く顧客となる人に向けて、企業と顧客の相互作用、インタラクションのあり方を考えたものです。
最近では、ユーザーだけを見つめるUXでなく、CXを良くすることが重要視されています。そして、CXを良くするBX(ブランド体験)の向上が大切だと言われています。
解決 どうしたらBXを向上させられるのか?
BX(ブランド体験)が重要視されていますが、どうやったらBXを向上させられるのかを考えてみます。
BXを具体的に向上させるには、CXでユーザーだけでなく顧客全体を対象にすることが必要です。そして、顧客に商品やサービスを提供するだけでなく、そこで受ける体験を大切にします。
ブランドに価値を見いだすような体験を提供することで、企業のファンとしてリピーターになる可能性が生まれるでしょう。
CX(顧客体験)専門の担当を置き、顧客にクリエイティブなBX(ブランド体験)のいい価値体験ができるように努めていくことが重要です。オンラインビジネスの場合は、それをオンライン上でBXデザイナーなどを使って提供することが重要と言えます。

結論 BX(ブランド体験)が増えているがこれから益々重要に!
企業のブランディングが重要になり、BX(ブランド体験)が増えすぎなぐらいとも言えるでしょう。
ユーザーだけでなく、広く顧客となる人々に向けて、サービスやそこからの体験を重要視することが大切な時代です。
企業ブランディングを行い、ファンとなる人を顧客の中から作りだせるように、BX(ブランド体験)を実感できるよう様々な手段を尽くすといいでしょう。ブランド体験は特にD2Cなど直販をおこなう企業では戦略の根幹にもなり得ます。
BX(ブランド体験)についてしっかり理解し、専門的にBX(ブランド体験)を向上させられるようにしていくことが重要な時代です。
商品やサービス、そして従業員も含めて、企業ブランド力を高め、他に替えがたい魅力や体験、価値を提供してファンを作り上げていくことが大事になっています。